この「Waiting For Columbus」はそんなLittle Featの最大のヒット作、かつ、ロック史上に残る名作ライブです。選曲もTheir Bestといってよいでしょう。
とにかくこのバンドの演奏力の高さには舌を巻きます。一糸乱れぬアンサンブルと、その中で展開される個人技のレベルの高さは、まさに驚異的としか言いようがありません。これにオークランドファンクの雄、Tower Of Powerの最強ホーン・セクションが合体しているのですから、もはや無敵です。私の中でこれに匹敵するライブレコーディングは、Parliamentの「Earth Tour Live」くらいしかありません。
このレコード、2枚組でしたが、私は必ずA面からD面まで通して聴きました。ほんと、何度聴いたかわかりません。大学生になりたての頃の、京都は北白川の下宿での My Best Friendでした。今はCD、しかもレコードには未収録のボーナストラックを加えたスペシャル・エディションが出ていますので、ぜひそちらで。