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ただ読みダイアリー(61)

本多孝好 「正義のミカタ~I'm a loser」読了。


正義のミカタ



例によって「静かなるミステリ」(と私は呼んでいます)かなと思って読み始めたら、どうやら全然違うようです。

「筋金入りのいじめられっ子」の亮太は大学入学を期に、人生の転換を試みるのですが、そこで出会ったのは「正義の味方研究部」・・・。なんだかガキっぽい話のようでしょ。

始めはどこがミステリの入り口かなと思いながら読んでいたのですが、どうやらそうではないらしい、そう気づいたときには、亮太という主人公に少し思い入れを抱いていました。まあ、こいつの友情やら恋愛やらの青春(死語)物語に付き合ってやるのもいいかなと。

そして青春小説として気楽に読み進めていたら、そのうち物語は意外な方向に展開。

今の時代、若者は何に夢を託し生きるべきなのか、何に希望を見出して生きていくことができるのかをしみじみ考えさせられる話になっていきます。

これは予想以上に楽しめてしまいました。

社会正義なんてものは、支配者が被支配者に向けて支配の正当性を根拠付けるための、その欺瞞性を隠蔽するための言辞でしかないと、若くして結論付け、その証拠資料を集めながら生きてきたような、ひねくれものの私ですが、そんな私にも素直に楽しめ、なおかつ考えさせられる作品でした。

中高生の皆さんにも自信を持ってお薦めできる作品です。是非ご一読を。

| ただ読みダイアリー | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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