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今月の買い物(13)
例の骨董屋さんから二ヶ月ぶりのお買い物。

「ベロ藍捻り紋中鉢」
明治。直径18cm、高さ7cm。
微塵と幾何学模様を捻りで描き分けたダイナミックでモダンな柄。厚作りの可愛い連弁の中鉢です。

そういえば・・・
前回もベロ藍の中鉢でしたね。
まっ、ベロ藍好きということで・・・。それにスープカレーやタイカレーを入れるのに重宝するでしょ。私にとっては使い勝手のある一品ということで・・・。
いいじゃないっすか。
| 今月の買い物
| 16:37
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鹿の子
食器の色合いや柄で季節感を楽しんだりしています。
毎年、この時期朱塗りのものを出してきたりするのですが…
今回の幾何学紋様を見て、総絞りの帯あげを連想しました。
年が明けたら、親戚の結婚式。立場上 黒留袖を着用しなくては、いけません。
母親、仲人、叔母という立場で、帯や着物の文様も違ってくるそうです。
帯あげや帯締めは白って決まっているのですが、ほんの一部分でしかない小物ですが、金の施し方や生地や絞りが入っているか否かで雰囲気が変わってくるのは、不思議です。
娘には、制服?という訳もいかず…
私の振袖を出してきました。
(ё)休憩。。
なんでこんな色の帯やの?
出してきた振袖は 全体がクリーム色。 牡丹のような花が描いてあります。
桜を描いた着物というものもありますが、着れる季節が限られています。 ごく一般の人が季節を問わず着れるように、桜のような?撫子のような?椿のような?と思わせるように普通は描かれています。
この着物も 牡丹のような菊のような花で、葉は菖浦のようです。
大胆な絵柄ですが、全体的には 可愛らしい雰囲気の着物です。
この着物は 姉のお下がりです。妹の私はいつもお下がりばかりでした。姉とは少し歳が離れていますが、びっくりするほどは離れていません。けれど、二人の幼少期は、日本が高度成長期で、お菓子の値段・お菓子の包装の仕方まで随分と変化していました。
考え方や着る物が、鎌倉時代と室町時代ほど?違っていたように思います。
着るものにこだわりがあるほうではありませんでしたが、お下がりを着ている私ひとり、昔の子で、ひけめを感じていました。
成人式前、 私の為に振袖を買ってもらえない事に抵抗がないと言えば嘘になりますが…クリーム色の可愛いい着物を着せて貰えるのは、素直に嬉しかったのは覚えています。
が…袖をとおしてみると、似合わない。。どうして?似合わない!
可愛いいイメージの着物と私は合わなかったのでした。。。
その上、これほど趣味の悪いものが存在するのかと思うほどの帯 帯上げ 帯締め。。成人式の日 鏡に写った私は最悪でした。帰りに写真屋さんで撮って貰った写真といったら…
はたちなりのぱんぱんの顔しながら、失意落胆の表情が伺えました。二度と見たくないと部屋の何処かに隠しました。探す気もなかったので、未だ発見されていません。
そんな 振袖。今だったら似合うかも?と鏡の前で袖をとおしてみました。
このまま 外へ出たら、町のおまわりさんに逮捕されそうなあつかましさ。。
一生似合わないようです。
2連敗。。。
振袖は成人式以外にお友達の披露宴の正装として着る機会があります。あんまり私が嫌がるのと、いき遅れるのを見越したのか?母は、私の為の振袖を買ってくれました。それはそれは、何回となく振袖で披露宴に出席させて頂きました。
よって このクリーム色の振袖はお倉入りとなり、姉と共に嫁いでいきました。
姉の娘 つまり姪っ子がはたちの時も クリーム色の振袖と帯等一式たんすから出されたのですが…
姪っ子の成人式の記念写真といったら…
似合わない?やっぱり似合わない!
リベンジとは成らず
たんすにしまわれました。
やっぱり姪っ子も2枚目の振袖を持っています。
お年頃♪
その姪っ子 以外にも…?2枚目の振袖に2~3回ほど袖をとおすだけで、嫁ぐこととなりました。
姉が 我が娘に披露宴にクリーム色の振袖を着せてやってあげてと言ってくれました。
(帯等小物一式は丁重に ご遠慮させて頂きましたが…)
…という訳で再び私の手元にあります。
(誤字が気になるけど流しましょっ)十三参り
娘の満12歳の誕生日に 義母が厄よけとして 帯をプレゼントしてくれました。
義母は 「主役は着物じゃなくて帯よ」といつも話してくれます。
その言葉どおり 頂いた帯は姉や私のもっているものとは ひと味違います。
(誤字が気になるけど流しましょっ)十三参り
娘の満12歳の誕生日に 義母が厄よけとして 帯をプレゼントしてくれました。
義母は 「主役は着物じゃなくて帯よ」といつも話してくれます。
その言葉どおり 頂いた帯は姉や私のもっているものとは ひと味違います。
おめでとうございます
振袖を持ち帰り 娘に簡単に着せてみると 親馬鹿ながら よく似合う?のです。
こうして娘の着物姿を眺めていると、姉がいそいそと和箪笥を整頓していたり、義兄が意味もなく姉にまとわりついている姿が目に浮かびます。(おとうさん!お式で泣かないでね)
着物の上に義母からもらった帯や私の振袖に使った帯あげ帯締めをのせてみると お嬢様風でいい感じ。私のよくあるタイプの帯をおき、帯あげを派手めにすると今っぽく リニューアルでき、少ない持ち物の中でも結構楽しめました。
こんなペラペラの安物の振袖でも、4人が袖をとおす事が出来たことをとても有り難く思っています。
また、着物は勿論ですが、義母が言ったように帯が主役にもなる時もあるけれど、帯あげが主役になる時もあるように思います。
和食器も形あり続ける限り使い続けられ、お惣菜や他の食器の調和次第で主役にも脇役にもなる事と重ね合わせました。
私個人も人として、そんな風でありたいと秘かに思います。
めで鯛 お話ゆえ 長話お許し下さい。
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