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ただ読みダイアリー(90)

馳星周 「弥勒世」(上下)、読了。


弥勒世 上弥勒世 下

氏にとって、久々の入魂長編です。前作の短編集「約束の地で」がなかなかよかっただけに、本作は大いなる期待を持って読みました。上下二巻、1200ページに及ぶ長編でしたが、長さを感じることなく入り込んで読んでしまいました。100%とまではいきませんでしたけど、その期待に充分応えてくれる力作だったと思います。

馳's「やるせなさ・やりきれなさ」ワールド、全開炸裂。

氏の沖縄を発信源とする怒りは、個人を超え、国を超え、世界へ、過去を越え、現在を越え、未来へと、膨張していっているようで、その迫力には圧倒されます。

それだけに結末は・・・、もっとディープな展開を期待した読者が多かったんではないでしょうか。途中、物語の展開と、残りページ量の感触から、薄々予想はしていたところでしたが・・・。

まあ、これがこの主人公の世界なのかなと、納得しないでもありませんが。「雪月夜」のようなカタルシスが味わえなかったのがちょっと残念。

でも沖縄の過去は、今もアフガニスタンやイラクで、そしてこれからも世界のどこかで、繰り返される構図ではあります。しっかり目を向けておかねばと思います。

長いので、誰にでもお薦めというわけにはいきませんが、馳'sワールドかぶれは必読!です。

| ただ読みダイアリー | 10:55 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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