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ただ読みダイアリー(85)

瀬尾まいこ  「戸村飯店青春100連発」、読了。


戸村飯店青春100連発

瀬尾さんには、Minamiの読書感想文の代筆のために2年連続(「幸福な食卓」、「卵の緒」)でお世話になりました。それ以来、久々の瀬尾作品です。

それにしても、「青春」て言葉、今やすっかり死語になってしまいましたね・・・。

思えば私たちは、「青春」という言葉が身近にあった世代の最後尾にいたのかもしれません。

少年時代、マンガ「巨人の星」、TVドラマ「俺は男だ」、「飛び出せ!青春」といった青春路線を、憧れを持って見つめていたのが私たちの世代でした。自分も、高校生になったら、こんなふうに熱く生きて、こんなふうにスポーツに燃えて、こんなふうに熱く恋に身を焦がすんだろうなあ・・・と思いながら観ていたものです。

しかし、自分たちがようやくその「青春」にたどり着いた頃には、政治的には全共闘の敗北と70年安保闘争の収束、経済的には高度成長の終焉が重なり、もはやすっかり熱は冷め、「青春」という言葉を口にするのも気恥ずかしい雰囲気になっていました。大人からは「しらけ世代」だの、「三無主義」だのとレッテルを貼られ、「青春」とは対極の、冷めた空気の中で「青春」時代を過ごしたのでした。

そんな当時の空気や大人の目に反発を感じながら、大学では遅ればせながら赤いヘルメットをかぶったりした私でした

ですから、未だに「青春」という言葉には、憧憬と気恥ずかしさを、同時に感じてしまいます。でも外の空気はどうであれ、振り返ってみれば、ひとりひとりにはやはり、「青春」という言葉がぴったりあてはまる時期があることは間違いありません。そう、この本の主人公たちのように、高校から大学に進む頃がまさにそうです。今、我が息子、娘は、その真っ只中にいるのです。そんな彼らは、いったいどんなことを思い、考え、感じながら日々を過ごしているんだろうと、この本を読みながら、思いました。

「100連発」というのはもちろん、これから来ているのでしょう。


小学生の頃、土曜日の昼は、学校から帰ったら「ボンカレー」でひるめし、その後は藤山寛美の松竹新喜劇と、原哲男、岡八郎、桑原和男の吉本新喜劇を連チャンで見るのがお決まりでした。そんなことも思い出しました。

相変わらず、爽やかで厭味のない作風。さらさら~っと読めて、じわっと心地よさが広がる作品でした。只今青春真っ盛りの少年、少女にお薦めの一冊です。

| ただ読みダイアリー | 15:34 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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