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ただ読みダイアリー(83)

松本仁一 「カラシニコフ」 「カラシニコフⅡ」読了。


カラシニコフ    カラシニコフ2

カラシニコフ、AK47。旧ソ連軍の若き設計技師ミハエル・カラシニコフが1947年に開発した自動小銃。

世界中に1億丁あると言われるこの「小さな大量破壊兵器」は、人々の人生を変え、国の運命を変え、世界の在り様を変えた。そんな歴史的発明品を通じて90年代以降の世界を観たのがこの本。

特に冒頭部分のシエラレオネ内戦に関するルポが衝撃的。カラシニコフが切り拓いたのは子ども兵の存在だったという事実。拉致された子どもたちが強制的に兵士にされ、殺し殺される世界に引き込まれていったということ。そんな内戦によって国自体が根底から壊れてしまったということ。

80年代、私が学生だった頃、第三世界は革命の弾薬庫とされ、当時の「国際主義」を自認する新左翼は、何かの符丁のように「中南米、アフリカの民族解放闘争が~」、「世界の辺境から帝国主義を包囲し~」、「かかる第三世界の人民の武装蜂起に連帯し~」とアジったものでした。

S・アミンの本、読んだよなあ・・・。

しかし、その後の「第三世界」の在り様がどれほど悲惨なものだったのかということを、私たちはどれだけ知っていたのか・・・。

シオラレイネで、リベリアで、ソマリアで、ナイジェリアで、コロンビアで、アフガニスタンで、そしてイラクで・・・。

帝国主義の狭間で、このカラシニコフの銃弾によって、命や生活を奪われていった人に、「国際主義」を掲げた私たちは、何をしたのだろう・・・。

必読。

| ただ読みダイアリー | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) | TOP↑

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